原状回復 of matsuya



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株式会社 松屋のオフィスプランニング

オフィスの原状回復工事とは

どこまでが工事の範囲なのでしょうか。

テナントが移転の際、現在借りている部屋を、テナントの費用で入居のときの状態に戻すことを原状回復といいます。入居された時はきれいな部屋だったと思います。同じ状態にしてビルオーナーにお返ししなくてはなりません。
「原状回復をめぐるトラブルとガイドライン」(国土交通省)において、賃貸住宅の場合の自然消耗については、いろいろルールが示されています。
一方、オフィスビルの場合については、公的なガイドラインがないのが現状です

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チェックポイント
1、入居の契約時に原状回復の範囲をしっかり確認しておくことが大切。特に入居工事の際の共用部分にかかわってくる箇所については慎重に。例えばエントランスの扉の取り替え、間仕切り工事に伴う設備工事、袖看板等のサイン工事などは特に注意が必要です。

2、原状回復工事をするときのことを踏まえて、レイアウトを考えるのも一つの方法です。例えば天井の設備(スプリンクラー、煙感知器、照明器具等)に合わせてパーティションの位置を考えるとよいでしょう。

3、原状回復工事の場合、ビルの指定業者が施工する場合が多いので、あらかじめ概算の金額を聞いておくことも一つの方法です。
例えばそれによってその工事の費用対効果の判断材料として使うこともできます。